いつか手の爪を爪切りで切ってみたい人の独り言

オタクで根暗で引きこもりな人が徒然なるままに呟いています。

幼馴染というものは

 チェリまほ最高。

 くろあだ尊い

 

 はまってしまった去年の秋から、この感情がぐるぐる離れない。

 円盤も予約した。 

 TSUTAYAプレミアムも登録した。

 おまけに、インスタも登録してみた。

 

 くろあだの幸せが私の幸せ。

 そんな境地に来ているのか。

 どうなってんだ、私の感情。

 でも楽しいから、いいか。

 楽しい事を取り入れていこう。好きな事を大切にしよう。

 すぐに自己肯定感が下がって、消えたくなる私には、必要だと思っている。

 頑張るよりも楽しんで。

 これなんてⅤ6の合言葉。

 

 インスタを始めて、自分は投稿をした事はないのだけれど。

 やってはいけない事をしてしまった。

 そうだ。

 幼馴染の検索だ。

 地元のキーワードを入れて、ぼんやり眺めていたら、発見してしまった。

 ついつい芋づる式に辿ってしまったんだ。

 かつて、嫌というほど母に比べられていた幼馴染を。

 キラキラで、幸せそうな世界。

 確か今も、実家は同じ町内にあるはずだ。

 もう、何年会っていないのか分からない。成人式の時に会ったんだっけ?覚えてないけど。

 そして多分、もう会わないけど。

 すげえ、家族の画像をアップしてた。その子ももちろん写っていた。

 これまた美人に成長していて、可愛い子どもに恵まれて、ご両親とご兄弟も健在で。

 なんとまあ、理想的な写真ばかりだった。

 うーわー、住む世界がそもそも違う。

 太陽の当たる場所で、まっすぐ育ってきたんだな、と。

 とても見事な仕上がりでした。

 確かに、あんな風に育つのなら、うちの親も憧れちゃうよね。わかるわかる。

 こんなに根暗で気持ち悪いオタクなんかに、育っては欲しくないよね。

 なんかごめん。

 生きててごめん。

 出来損ないでごめん。

 そこそこ金は掛かったはずなのに、こんな仕上がりで申し訳ない。

 本当に、許されるのなら、さらさらと砂になって消えたいよ。

 全てなかった事に、したくなった。

 学区が同じというだけで、同じ小・中と通った。誕生日のせいで、入学してすぐの名簿で前後の席になった。家が近所という事で、遊んでもらった。

 同じように過ごした時間を持っているのに、こんなにも差が出るのね。

 何がいけなかったんだ。

 私の性格か?初期装備か?

 やっぱりとりあえず、とことん落ち込んだ。

 チェリまほで浮かれてた私の頭上に、つららが一気に落ちてきたみたいだ。

 痛いし冷たい。

 金田一で昔、つららに見立てたガラスが凶器だった事件があったな確か。

 

 考えの角度を変えよう。

 もしも、だ。

 私があの子みたいだったら…。

 

 多分、絶対、BLは好きじゃないよね。

 そしたら、チェリまほにも出会えなかったよね。

 それは困る。

 いや、困るのか?

 むしろ困らないのでは?

 今のこんな私だからこそ、チェリまほがないと困る。

 私が私でなかったら、こんなにもハマらないよね。

 私だから今まで好きになったもの。楽しかったもの。

 考え直したら、気持ちも上がるのかしら。